行政書士事務所さいわい
知的資産として運用したいが方法...

基礎知識Knowledge

2024.07.18

知的資産として運用したいが方法が分からない

会社が事業を継続・発展させていくためには、様々な資産を活用する必要があります。
人やモノ・金といった資産はもちろんですが、それ以外にも目には見えない知的資産も会社の経営に大きな影響を与えます。
本稿では、知的資産を活用した経営について解説します。

知的資産とは

会社の資産は決算書の中で資産計上されますが、こうした目に見えやすい資産とは別に目につきにくい資産のことを知的資産といいます。
このような知的資産には以下のようなものが挙げられます。

技術力

製造業などでは物作りの力、すなわち技術力が会社を支えているといっても過言ではありません。
普段何気なく利用している技術力も今後の経営戦略に活用していくことを検討してみましょう。

人材

従業員がもつノウハウや経験、アイディアといったものは組織を動かす上での原動力となりますが、こうした資産も目に見えない知的資産に該当します。
企業の成長戦略を考える上では、こうした人材が有するノウハウや能力などをどのように活用するのかといった点が重要となります。

顧客との関係性

顧客との良好な関係性は収益を生み出す上で非常に重要となりますが、これも資産としては計上されない、目に見えない知的資産に該当します。

知的資産の活用方法

では、知的資産を活用した経営はどのように進めていけば良いのでしょうか。
ここでは知的資産を活用した経営のステップについて解説します。

SWOT分析を行う

会社の経営環境を正しく把握することで初めて知的資産の活用は可能になります。
そのための方法としてSWOT分析が挙げられます。
SWOT分析とは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の頭文字を取った用語で、自社の強みと弱み、市場での機会と脅威を分析します。
会社の強みの部分は知的資産が現れやすいので漏れなく分析し、記載するようにしましょう。

知的資産報告書にまとめる

指摘資産の整理ができたら、有効に活用していくために文書化することが考えられます。
そこで、知的資産報告書の形式で文書化する事が考えられます。
知的資産報告書を作成する際にはノウハウなどのうち開示すると価値が失われてしまうもの、いわゆる営業秘密などの存在に注意しつつ作成するようにしましょう。

会社設立支援は、行政書士事務所さいわいにご相談ください

会社の資産は目に見えるものだけではなく、目に見えない無形の資産、知的資産も会社の競争力を基礎づけるものとして非常に重要です。
知的資産の活用でお悩みの方は、行政書士事務所さいわいまでお気軽にご相談ください。

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