創業融資の申込みを行うのに最適なタイミング
起業し、創業した場合には、資金調達が大きな課題となることは少なくありません。
資金調達にはいくつか方法がありますが、その中でも創業融資は弥勒的な方法の1つです。
しかし、創業融資はいつまで受けられるのか、いつ受けるのがベストなタイミングなのかといった疑問をもたれる方も多いでしょう。
本稿では、創業融資の申込みを行うのに最適なタイミングについて解説します。
創業融資はいつまで利用できるのか
創業融資はいつまで利用できるのでしょうか。
この点については、日本政策金融公庫は2期終えるまでと記載がなされています。
もう少し具体的にお話しすると、個人事業主の場合には開業して最初の12月31日を迎えると1期目が終了したことになります。
したがって、個人事業主の場合の2期を終えるまでとは、開業して2回目の12月31日を迎えたタイミングとなります。
これに対して、法人の場合には設立して最初の決算月を迎えると1期目が終了したことになります。
そのため、2回目の決算月を迎えたタイミングで2期を終えることになります。
このように、個人・法人ともに創業時期や会社設立時期が異なるため、2期目を終える時期はその人や会社によってバラバラとなる点には注意が必要です。
創業融資はどのタイミングで申し込むべきか
2期目を終えるまで創業融資は申込みが可能となった場合、創業前の人であれば少し時間的に余裕がある事になります。
では、どのタイミングで創業融資は申し込めば良いのでしょうか。
これについては融資の審査や事業を進めていく時間を考えると、創業から2~3ヶ月前位のタイミングで申し込むのがベストなタイミングと言えるでしょう。
なお、創業前に創業融資を利用する場合には、創業計画書が必要となります。
また、法人の場合には登記を済ませておく事も必要となります。
ある程度の準備が整っていることが条件となるため、必ず条件は確認し、その上で申込みを行うようにしましょう。
なお、このタイミングでの申請は、創業計画実現の見込みのみで評価されるため、実際に事業を開始してからよりも審査通過しやすいという面があります。
会社設立支援は、行政書士事務所さいわいにご相談ください
創業融資は、実際に事業が開始してから受けようとすると、試算表や決算書・申告書といった書類が必要となり、事業の実績が評価されることになります。
そのため、創業前の方が融資を受けやすく、事業の開始もスムーズに進みます。
創業融資でお悩みの方は、行政書士事務所さいわいまでお気軽にご相談ください。